シンバル奏者の年収は他より少ない?出番以外は何考えてる?魅力は?

シンバル奏者 給料 魅力

オーケストラの花形と言えばバイオリン♪

バイオリン奏者は人数も多く座席も最前列で、引っ切り無しに出番があります。

かたやシンバル奏者はたいがい一番後ろの席で、出番も曲によってはとても少ない。

私、ひそかに頭の片隅で疑問に思っていたんです???

これって給料に差があるの?
出番がない時は何考えてるんだろう?
シンバルの魅力ってなあに?
簡単そうに見えるけどプロと素人の違いは?

お客さんからは「あまり印象に残っていない、興味がない」と言われてしまうシンバルですが、実は楽団員からは憧れの楽器だったんです。

それはなぜなのか???

それでは、まずはシンバル奏者のお給料事情から見ていきましょう。

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シンバル奏者の年収は他の楽器よりも少ないの?

曲によっては、バイオリンや他の楽器よりも明らかに出番の少ないシンバルですが、お給料に差はあるんでしょうか?

プロのオーケストラの正式団員の場合、演奏時間の多い少ないや、担当する楽器によって給料に差がつくことはありません。

基本的には給料は同じで、年功序列なんです。
つまり年齢が同じなら給料は同じなわけです。

楽器によってお給料に差が無い理由は、

演奏に必要な楽器はすべて、その曲を表現するためになくてはならないものなので、出番の多い少ないに関係なく重要度は同じだからです。

年収は、楽器というよりも所属するオーケストラによって差が出てきます。

職種は同じでも所属する企業によって年収に差があるのは、サラリーマンと同じですね。

例えば、日本じゃトップクラスのNHK交響楽団の平均年収は約1,000万円(平均年齢43.6歳)、新日本フィルハーモニー交響楽団だと約520万円(平均年齢46.4歳)です。

オーケストラ団員全体の平均年収は約400~500万円といったところです。

しかも、オーケストラ団員は副業はOKとされています。

多くの人が休みの日は大学で講師をしたり、音楽教室で生徒を指導したり、他の楽団の演奏を手伝ったりして副収入を得ています。

NHK交響楽団などの有名楽団に所属している人たちは、他の楽団と掛け持ちするのはごくごく当たり前のことなんですよ。

副収入がある分、サラリーマンの平均よりももしかすると大いかもしれませんね。

シンバル奏者は出番じゃない時は何考えてるの?

シンバル奏者 年収 魅力

曲によっては出番がとても少ないこともあります。

例えば、ブルックナーの交響曲第7番ノーヴァークという曲だと、演奏時間70分のうち鳴らすのは1回だけ。

それ以外は、ヒマっちゃーヒマなわけです。

では自分の出番が来るまで何を考えているの???

プロのシンバル奏者 幸西 秀彦(こうざい ひでひこ)さんによると、

「終わったらどこに飲みに行こうか? 何を食べようか?」

えっ? えっ? えっーーーー!!!

でもこれホントなんです!

シンバルを鳴らす一瞬に全精力を傾けるために、待機中はできるだけリラックスを心掛けているんだそう。

ちなみに幸西秀彦さんは、シンバルに関しては日本の第一人者で、日本中の打楽器の音大生が憧れている存在です。

最初から最後までずっと緊張感を保っておくのは大変なので、出番がない時はちょっと緩めておいた方がより一層ピークに持っていきやすいんですね。

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シンバルの魅力は?

出番が少ないシンバルですが、奏者自身はシンバルのどこに魅力を感じているのでしょうか?

幸西秀彦さんからは、出番が少ないからこその答えが返ってきました。

シンバルの出番が回ってくるのは曲のクライマックスが多いので、一発だけでこれほど曲全体を左右する楽器は他にはない。

そこに魅力を感じた、とのこと。

他の楽器の演奏者からは、

「一発ドンとやって全てを支配してしまう凄さは羨ましい。」
「音一発の重みに対する集中力はすごい」

とシンバル奏者は憧れ尊敬の的でした。

シンバル奏者のプロと素人の違いは?

誰が鳴らしても同じ音が出せそうに思ってしまうシンバルですが、プロと素人の違いがちゃーんとありました。

プロと素人の違いは、リズム感だけではなくて出した音の後処理です。

響きを前に持っていくのか?
その場で完全に止めるか?
大きく響かせるのか?
余韻だけにするのか?

といった風に一つの種類だけではなくて、プロは色んな音が出せます。

確かにクラッシックを聞いていると、シンバルの存在感をものすごく感じる時もあれば、そうじゃない時もありますよね。

単純な楽器ほど実は難しいんですね。

いい音を出すにはやはりテクニックが必要で、どんな風に当てればどんな音が出て、どうすれば良い音がでるのかがわかるようになるには、練習によってでしか身に着けることができないのです。

まとめ

色々と調べてみると、自分の出番を緊張感を持って待ち続け、一発「ジャーン」といい音を鳴らすのは実はとても難しいことがわかりました。

それを外してしまうこともあるんだとか・・・

旅支度をして飛行機に乗って移動し、リハーサルもし、衣装に着替えて出番を待っていたというのに、結局何一つ音を発することなくコンサートを終えた。

なんて方もいらっしゃいました。

逆に、出ずっぱりで同じパターンを何十回と繰り返していると、楽譜の1段や2段ずれてしまい、演奏していても間違いに気付かなかったなんてことも。

簡単そうにみえて実はとても難しくて、奥が深かったシンバルでした♪

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